2013年12月4日水曜日

ベビーシャワー

土曜日に病院でベビーシャワーのイベントがあった。
臨月のカップル、約20組が参加。
臨月妊婦(私以外すべてインド人)が20人も集まると、なかなかの迫力。笑

イベントではケーキと飲み物がふるまわれて、3つのゲームをした。
一つは、奥さんのウエストの長さをあてるゲーム。

ウエストの大きさを予想して、リボンをカット。













自分のウエストを参考に。笑













そして判定!「そこまで大きくないわよ!」という声があちこちから。。
お腹をふくらませたり、へこませたりしてぴったりあわせようとするズるいカップルも。


で、私たちは、、、なんとピッタリ!!±ゼロ!
夫がリボンをカットしたとき、絶対もっとあると思ったのに。。
賞品として、置き時計をいただいた!

2つ目のゲームは、2分間のうちにいくつベビーアイテムを書き出せるか競うもの。
一番のカップルは30項目、私たち28!おしかった。

3つ目は、それぞれ箱に入った紙を1枚ひいて、それに書かれた質問に答えて、
一番面白かった/感動的なストーリーをスタッフがジャッジ。
私たちがひいた質問は、「妊娠初期の感情起伏による奥さんのクレイジーな行動は?」
、、、私は特に感情の起伏は激しくならなかったので、何も面白い回答ができず。
他の人の質問は、妊娠が発覚したときのストーリー、妊娠中に夫がしてくれたこと、
肌が白い赤ちゃんが産まれるようにしていること、などなど。
話し好きのインド人、皆ドラマチックに脚色したストーリーを披露していた。

最後はプロカメラマンによるラブラブなカップル写真の撮影。
ママ&ベビーグッズのサンプルを大量にもらい、イベントは終了。

今日のイベントも前にうけた2つのペアレンツレッスンも面白くて、充実していたし、
こういうサービスは日本の病院では絶対ないと思う。
私は毎回病院に行くのが実は結構楽しみで、もはや病院という感覚じゃない。
予定日まで、あと18日、、、ますます楽しみになってきた!

2013年12月3日火曜日

自給自足生活。

インドに住んでいると、生活の知恵がつく。
ここでは「ないものはない。ほしければ作る。」が基本。
先日、近所の日本人マダムが、もやしを自家栽培していて、私も挑戦してみた。
使ったのは、カレーによく使われている「ムングダル」。
これで日本でいう「緑豆もやし」ができる。
「ウラドダル」という赤茶色の豆でもできるらしい。
作り方は、
①豆を洗って1晩水につけておく。
②ザルに入れて暗いところに放置。
 1日2〜3回水をかける。それを約6日間。

1日で早くも芽がでてくる。

4日目でこの状態。

6日目の今日、緑の皮を全部のぞいて、もやしナムルに★


もやし栽培&観察は、小学校の理科の実験みたいで、毎日楽しかった!
少しの豆で、大量のもやしができるのも、なんかうれしい。
一袋30ルピーの豆で、30回は作れそうだ。
野菜炒め、もやしあんかけラーメン、妄想が広がる〜。


屋上のガーデンで育てている野菜やハーブも元気に成長している。
トマトはあと1ヶ月、ブロッコリーはあと2ヶ月くらいかかるらしい。


 チンゲンサイはもう食べごろ!青青した肉厚な葉っぱ、おいしそう。


バジルもこんなに!ジェノベーゼペーストを作ろうかな。

年中初夏〜秋の気候のバンガロールだからできるこの自給自足生活。
せっかく大きなお庭もあるのだから、最大限活用しなければ!

2013年12月2日月曜日

ホームベーカリー

11月中旬にやっとフランスから送った荷物が届いた。
その中には私が楽しみにしていた、Moulinexブランド、最新のホームベーカリー!
食パンだけでなく、ミニバゲットやマカロンも作れるもの。
フランス製はそこが日本のと違う!

焼けるパンの大きさは3種類:750g、1000g、1500g。
最小サイズが食パン2斤分。でかっ。
パン専用の小麦粉25kg、ピザ専用の小麦粉5kg、イースト10箱も一緒に届いた。




















他にも大好きな食材がいっぱい〜。
特にマイユのディジョンマスタード、バルサミコ、オリーブ油、ピクルスは、
こっちでは美味しいのがなかなか買えない/輸入ものは超高額なので、
むこうから送ってよかった。




こちらは昨日焼いたPain Branc、白いベーシックなパン。
といっても、日本の食パンのようにふんわりした食感ではなく、
フランス人が好きな固めでしっかりした食感。
夫が家に到着する時間に焼き上がるように設定したのだけど、
家に入るなり、いいにおい!!と大喜び。
チーズはコンテ、ロックフォール、カマンベールの3種類。
先日夫の同僚にリヨンから持ってきてもらったサラミと、
スーパーで見つけたイタリア産チキンのパテも一緒に。
ワインを片手に(夫だけ)、アペリティフをエンジョイ。


バンガロールには最近どんどん美味しいフレンチベーカリーができているし、
近所のマリオットホテルでも本格的なものが手に入るんだけど、
家で焼きたてのパンをこうやって食べられるのはやっぱり幸せ!!

2013年12月1日日曜日

サリーショッピング/ローカル店でランチ

何やら毎日忙しいのと、いつも眠いのと、疲れているのとで、
ブログをすっかり放置してしまったけれど、一応元気です。
バンガロールは冬に突入。と言っても、日中は25〜30度の間、この上なく快適。
季節をまったく感じられないけれど、暦の上ではもう12月で、もうすぐクリスマス。。
親や友人とスカイプをする度、Facebookで写真を見る度、冬のファッションをしていることに驚いたり違和感を感じる。

さて、先日、ドライバーのファミリーが南インド流のベビーシャワーを開いてくれた。
その時に着るサリーを調達するため、ある日ドライバーとその奥さん、そのお姉さんに、
コマーシャルストリート付近のサリーショップに連れて行ってもらった。

まだどんなサリーがいいと言っていないのに、
おじさんたちが棚からどんどんおろし、広げていく。
あとでたたむの面倒、、、とか思わないんだろうか。
申し訳なく思ってしまうのは私だけ?


商売熱心なおじさんは、夫が身につけるスカートのようなものと一緒に、
あるからいらない、と言っているシルクのシャツを押し売りしようとする。


 セレブレーション用なので、赤&ゴールドにラインストーンが沢山ついたサリーをチョイス。
値段を聞いたら、6000Rs(約9000円)・・・高っ!
最高級のシルクを選んだので高めとは思っていたが、これは明らかに外国人プライス。
私と夫はおとなしくしている間、ドライバー&妻&姉がすごい勢いで交渉。
それでも1000Rsしかまけてくれないので、「他の店で探すからいいわ!」と店をでるふり。
するとお店のおじさんは慌てて、「じゃあ半額でいいよ!」
ええーーーいきなり半額?!
驚いたけれど、後できいたら、これが普通の値段らしい。
でもこの値段で買うには、やはりインド人と行かないと無理だろう。

サリーを購入した後、近くのテーラーでブラウスの仕立ての注文。
サリーはたいていブラウスの分の生地も含まれていて、自分にあったサイズを作ってもらう。
カタログから好きなデザインを選んで、ふちの飾りやタッセルも選ぶことができた。
仕立て代は700Rs。2日で完成。
お店の後ろでは3人の職人さんたちがせっせと洋服を作っていた。
インドではサリー以外にも普段の洋服やドレスを気軽にオーダーできる。
テーラーはイスラム系の人がやっているところがほとんどで、みんなかなりの技術だそう。


ショッピングの後、ドライバーファミリーとランチにいった。
彼らの家の近くだったので、知っているローカルなお店に連れて行ってもらった。
ローカルのお店はいつもトライしたいと思っていたが、メニューがなく、
その日、その時間によってあるものが違うというところが殆どなので、
私たちだけで言ってもどう注文したらいいか分からず、行っていなかった。

手前はワダ、イドゥリ、サンバル、ココナッツチャツネ。
右はスパイシーなチリソースがかけてあるゴビ(カリフラワー)のフライ。
左はベジカレーに米粉の揚げドーナツが入ったもの。上はビリヤニ。
色々よくしてもらったので、全部私が払ったのだけど、200Rsと言われて驚き。1皿50Rs!
料理は言うまでもなく、どれも美味しかった。
外国人向けの高級インドレストランより美味しかった。

もっとローカルレストランに行ってみたい〜。


2013年11月18日月曜日

フレーム屋さん

あいかわらず殺風景な家の中、なにもない白い壁をうめるべく、
まだ印刷もしていなかった結婚式やハネムーンの写真をA4版で現像した。
フレームを市内にあるホームデコ&インテリアのお店に買いに行ったら、
おしゃれなインポートものばかりで、すべて500Rs以上する!
飾りたい写真は10枚以上あるのに、こんなに出してられるか〜と思って、
私のイエローページであるドライバーに相談。
すると、自分の家の近くにフレームの専門店があって安く作ってくれるから行こう、
と言ってすぐに連れて行ってくれた。

これがそのお店。
外国人が絶対行かなそうなローカルな細い道にある、小さな店内。
職人のおにいさん2人が店頭でてきぱきと働いている。
私のドライバーが写真を出し、これのフレームを作ってくれ、とオーダー。
私は数あるフレームの中から、気に入ったものをセレクト。


その場ですぐにフレームの製作に取りかかってくれて、
ドライバーと私は彼らの仕事をしばし監督。
翌日には、すべての写真に素敵なフレームが出来上がっていた!
しかも1つ200Rsと格安。(といっても、インド人にとってはけっこう高いと思う)
インドでもこんなサービスができるんだ、と感激。

インド人は、とにかく写真や宗教の額縁を飾るのが好き。
店にいる間も、たくさんの人がガネーシャやラクシュミの写真を持ってきて、
この額を作ってくれとオーダーしていた。
フレーム屋、インドではなかなか儲かる仕事だ。

2013年11月12日火曜日

Pondicherry旅行

11月の第1週は、DIWALI(ディワリ)というインドのお正月で夫も会社が休み。
赤ちゃんが産まれる前の最後の旅行ということで、ポンディシェリに4泊5日で行ってきた。
飛行機2時間でスリランカやモルディブに行きたかったけど、
残念ながらもう飛行機に乗れない時期なので断念。
バンガロールからポンディシェリまでは、車で6時間ときいていた。
距離は300キロちょっとだけど、道路状況が悪いのでこれだけかかってしまう。
でも実際、昼の12時に家を出て、ほぼノンストップで運転してもらい、
(ドライバーさんに一緒に来てもらった)
市内のホテルに着いたのは21時ちょっと前。
途中、タミルナドゥのクラッカーやさんが並ぶところで渋滞にあい、
その後も途中のいくつもの村でディワリの買い物をする人の混雑のせいで足止めをくらったり、
色々な障害のせいでこんなにかかってしまった。
途中休憩できるようなサービスエリアもないし、半分も行かないうちにぐったりで、
(途中見つけたのはKFC、Mac、カフェ数件だけ)
現地に着く前に帰りたくてしょうがなかった。
飛行機2時間のほうがずっと楽・・・。
インドでの長距離車の旅はこれで最後にする。


ポンディシェリは、元フランスの植民地。
17世紀から18世紀にかけてフランス領インドの首府で、その後も非軍事的な植民地として、
英領インドのなかでフランス領として存続したところ。
なので、市内の旧市街地はまるでフランス!道の名前もフランス語。






・・・いい話を色々聞いて期待して行ったけど、やはりインド、ごみは落ちてるし、
牛もいたるところにごろごろ。
ここのインド人はフランス語も話せる、と聞いていたが、
フランス語を話すインド人はひとりも見なかった。

でも、海沿いなだけあって、シーフードが豊富で安い!
そしてフレンチレストランやベーカリーがいっぱい!
バンガロールでは美味しいシーフードがあまりなく、値段も高いので、
滞在中はとにかくシーフードを食べまくった。
ロブスターのグリル、ブイヤベース、よくわからないけど巨大なお魚の丸焼き。
デザートも本場に負けない本格的な味で満足。



ホテルでの朝食はもちろんクロワッサンやパンオショコラ。


でもテーブルマットはインド。

本当は市内観光をしっかりする予定だったが、
長時間車の旅のせいか、夫も私も具合があまりよくなく、
おまけに私は毎日足がつって痛みがあり、毎日リゾートホテルやスパに行き、
レストラン&マッサージ&エステでのんびり過ごした。
私はフルボディマッサージをうけられないので、
毎回頭&肩、足のアーユルヴェーダマッサージをオーダー。
アロマオイルの香りがここちよくて、毎回眠りに落ちてしまった。
ただ、頭のマッサージの際もオイルをたっぷりかけてマッサージされて、
そのまま帰されるので、髪の毛はインド人女性のようにつやつや、、、
というか、ギトギト。
普通に1回シャンプーしただけでは、なかなかオイルがとれず、
結局毎日オイリーな頭で過ごした。でもおかげでかなり美髪になった気がする。

4日目はMahabalipuramというUNESCOの世界遺産に登録されている遺跡を訪問。
石に彫刻が施された寺院が村中に点在。
インド人の子どものポピュラーな遠足スポットでもあるらしい。
規模はあまり大きくないけれども、象や猿、牛などの彫刻がとてもインド的で、
なかなか見応えがあった。





最後の夜は、Radisson Bluの浜辺レストランThe Wharfで結婚1周年記念お祝いディナー。
テンダーロインステーキ&リゾットのメインは、1900Rs。。。
Raddisonだからって、ぼったくり!と思いながらも、注文してしまった。
でもここのレストランのサービスや気配りはすばらしくて、
ステーキの味付けやソースは自由にオーダーでき、
付け合わせも言えば何でもやってくれる。
そして、あまり待たせることもなく、思い通りのものが出てくる。
シェアするプレートは、あらかじめ2皿に分けて持ってきてくれる。
インドでこのレベルは、かなり珍しい。お値段の価値あり。



毎日色々文句をいいつつも、行く先々ではかなり贅沢でいい時間を過ごすことができた。
こんなゆったりな時間を過ごせるのは、赤ちゃんが産まれてからはしばらくないだろう。

バンガロールに帰るルートは半分高速道路を利用でき、6時間で帰ることができた。
バンガロールに入ると、道路はすごい混雑で、ガタガタで、牛やゴミもいっぱいな
景色が戻ってきたけど、「ホームタウンに帰ってきた」という安心感で幸せになった。
しばらくは出ないぞーーー。

2013年10月31日木曜日

高級ベーカリーとローカルベーカリーと。

Leela PalaceでのCoffee Morningの後、
同ホテル内にある新しくオープンしたレストランを見に行ってみたら、
美味しそうなパンやケーキを売っているのを発見!
ぜんぜんインドっぽくない、本格フランス菓子とパン。
(※インドっぽい=砂糖の固まり、シロップでどっしり、どぎつい色)

お値段もそれなり・・・だけれど、試してみなければと思い、
焼きたてだったトマト&オリーブ、フェタチーズ&オニオンのフォカッチャを購入。
TAX入れて1つ180Rs(270円)。


オリーブオイルのいい風味、ふんわりしたパン生地に、
塩気がきいたトッピングがとってもいい感じ!!
これは毎週木曜日リピート買いだ。
美味しいパンのお店を見つけると、嬉しくなる。


帰りに飲み物などを買いたくてドライバーにスーパーに寄ってと頼んだら、
Cox Townの「Thoms Bakery & Supermarket」というところに連れて行ってくれた。
ここは40年くらい前からある人気のパン&ケーキ屋さんとのことで、
ドライバーも自分の子どもたちにといって、お気に入りだというパンを買っていた。
明日からインドはディワリ(正月)の連休。
ドライバーは私たちの4泊5日の旅行についてきてもらうことになっているので、
家を不在にするからといってディワリ用の新しい洋服やお菓子を購入する彼、
お父さんらしい一面をみて心がほっこり。
(休日出勤、長距離運転でかなりエクストラの収入があるので、
むしろ彼はよろこんでいるのだけど、私はちょっと申し訳ない気持ち。)

何を買ったの〜?と聞いたら、黄色いマサラパンを一個くれた。
手のひらいっぱいくらいの大きなふんわりしたパン、ターメリックとクミンの香り。
それだけで食べても美味しい!!
お値段は、1個6Rs。
ってことは、Leelaのフォカッチャ1個=このマサラパン30個。この違いは何・・・。
わざわざ高級ホテルでセレブ外国人プライスのパンをかわなくても、
ローカルなパン屋さんで私たちの口にもあう美味しいものがいっぱいあるのだ。
ドライバーはこうやって私にローカルのいいものを教えてくれるのでありがたい。


手芸用品店街で大興奮!

先日の布問屋に続き、手芸用品店街に突入!
場所はコマーシャルストリートからちょっと入った、ディープなエリア。
臭くて汚くてぬかるみがあるところを歩くので、スニーカー必須。
インドに住んで2ヶ月、かなり免疫がついたと思っていたけど、
ここまでひどいところはバンガロールでは初めてで、オエーー。
でもそこをクリアすると、突然目の前にキラキラなお店が!!


サリーやドレス


サリーやドレスに使われるタッセル。


きらきら、ゴージャスな柄のリボン。

この15段くらいある引き出しからは、数百種類の色の刺繍糸。

この小さい店の引き出しは、まるでドラえもんのポケット。
日本でもなかなか見つからなかったTOYOTAミシン用のボビンや、
接着芯、マジックテープ、Dカン、フック、バッグ用の金具、ひも通し、
チャコペン、綿テープなどなど、欲しい手芸用品を言うとなんでも出てくる。
インドのゆざわや!!

使うか使わないかわからないけれど、すべて10円以下の世界なので、
とりあえず色々買っておいた。




ちなみに昨日は布問屋街へ行って、一つ一つのお店をじっくりまわって、
30種類の布を2mずつ購入。
こういう状態の店で布を探しだすのはかなりの体力と時間を消耗した。

で、こちらが戦利品の数々!もう両手いっぱい重くて持てないくらい買った。
合わせて1800Rs(3000円くらい)也〜!
これで何を作ろう〜夢が広がる。


この2枚は、日本輸出向け?!うさぎがついたかすり、うぐいす!


 無地に見える布もよくみるとペイズリーだったり、ラメ素材だったり、
刺繍があったり、手が込んでいる。

インドらしい、ペイズリー柄。バッグやスカートによさそう。

左はキッチンの棚の目隠しカーテン、右は赤ちゃん用に!

手芸やっててよかった。インドに来てよかった。主婦ばんざい。
家には布用のクローゼット、ミシン用のデスクもある私のアトリエ?!ができたので、
これからは毎日そこにこもってしまいそう。。